エルメスのベルトはバッグと同じ品質を受け継ぎ、女性だけでなく男性にも人気があります。
エルメスはもともとは馬具工房であったのを、3代目のエミール・モーリス・エルメスが事業を多角化し、
初のバッグ、サック・オータクロアを作ったのが始まりです。
女優のグレース・ケリーが愛用したとして有名になったケリーバッグや馬蹄柄のスカーフで人気になって行きました。
さらに服飾品・装飾品・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社になっていったのです
。イギリスの女性歌手ジェーン・バーキンで有名になった、オータクロア原型のエルメスのバーキンバッグ。スーパーモデルのエル・マクファーソンが、発注したエルバック、そして、日本人男性が発注したエルメスの大型旅行鞄マレット・タナカ。
このようにエルメスには発注者ないし最初の所有者の名が付いたモデルが多く存在します。
エルメス (HERMES)はバッグで有名ですが、馬具工房からの革の技術を駆使した革製品はベルトなど幅広く人気があります。
エルメスのベルトにはトゥアレグなど男性にも人気のある渋味のある製品もあります。
エルメスはバッグで超有名ですが、ベルトにも同じものが使われてます。
エルメスには、世界中から上質の革が取り寄せられており、温度や湿度に細心の注意を払って保存されてます。
革の保管は難しいのです。革が使われるとき、革のどの部分を使うかも重要です。
エルメスのベルトやバッグに使われるのは牛革のなかでも丈夫なバット部分だけで、この牛革も、1万頭から30枚しかとれない、無傷なものを使わなければならないのです。
オーストリッチつまりダチョウの場合も、羽のある部分にしかない大きな突起のある部分しか使わないという。
そして、アリゲーターの場合、ベルトにはあてはまらないが、模様の中心をセンターに、左右対称になるように切り抜くので1つのバッグを作るのに、2匹のワニが必要になるそうです。
このようにエルメスのベルトやバッグには妥協を許さないこだわりの革だけを使用しているため、大変丈夫に仕上がるわけです。
これはエルメスが当初、丈夫な馬具を作っており、馬具といったらエルメスというほど評判だったためでしょう。
本物のエルメス、バッグが無理でもベルトくらい欲しいですね。ね!3回くらい!
エルメスのベルト『トゥアレグ』シリーズの『トゥアレグ』というのは北アフリカSahara地方のイスラム遊牧民のことです。
ふつうのエルメスのベルトバックルはゴールドもシルバーもメッキです。でもトゥアレグのバックルはシルバー(銀)に手彫りの細工があしらわれてます。模様ははトゥアレグ族オリジナルで手彫りのため、エルメスのお店で見るとわかるのですが同じ物は二つとありません。
エルメスのベルトトゥアレグは、職人がサハラのトゥアレグ族の末裔に細工技術を習いに行き、製作に至ったとのコトでした。
ベルトはすべてリバーシブルで黒×ベージュ、白×ブルージーンの他、赤やオレンジ、黄色などもあり素敵です。
ちょい不良おやじ、LEON系の情報発信源としての地位を築いた感のある、コヤジ通信のコヤジさんも愛用していると聞いたエルメスのトゥアレグシリーズのベルト。ちょっとハードな感じでこれなら男性が使っても違和感ないしジーンズにも似合うと思います。